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北朝鮮から弾道ミサイルは日本海にすでに落下…首相は北朝鮮の”ミサイル”に「極めて遺憾」y

 北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと、海上保安庁が11日午前7時29分に発表した。



海上保安庁によりますと、先ほど、北朝鮮から発射された弾道ミサイルの可能性があるものは、すでに落下したものとみられます。海上保安庁は、「船舶は、今後の情報に留意するとともに、落下物を認めた場合は、近づくことなく、関連情報を通報してください」と呼びかけています。


海上保安庁の警報(沿岸域情報提供システム)は7時29分の初報でミサイル発射を伝え、7時45分の第二報で既に落下済みであることを伝えています。このように海に落下することが早期に判明している場合は、Jアラートではなく海上保安庁から船舶に警報を出す取り決めとなっています。自衛隊が探知した情報を海上保安庁を経由して警報を出します。


また、韓国軍の合同参謀本部も北朝鮮が日本海に向けて飛翔体を発射したと発表しています。詳細はまだ明らかになっていません。


ミサイルの発射なら1月5日以来。この時北朝鮮は「極超音速」ミサイルの発射試験を行ったと明らかにしていた。


8日は最高指導者である朝鮮労働党の金正恩総書記の38歳の誕生日だった。


朝鮮中央通信(KCNA)は5日のミサイルについて、700キロメートル先に設置された標的に「誤差なく命中した」とし、「極超音速ミサイル分野での連続の試験成功は戦略的意義を持つ」と強調していた。北朝鮮などが進める極超音速技術開発に対抗するため、日米両政府は7日の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)で、将来の協力に焦点を当てた共同分析の実施で一致した。


北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたことを受けて、岸田総理は午前9時頃、記者団に対し「北朝鮮が継続してミサイルを発射していることは遺憾。発射の詳細は分析している」などと語りました。


また、岸田総理は、

●情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して、迅速・的確な情報提供を行うこと

●航空機、船舶等の安全確認を徹底すること

●不測の事態に備え、万全の態勢をとること

の3点を指示しました。 


日本と韓国の防衛当局は既に北朝鮮が今回も弾道ミサイルを発射したと推定している。日本のトップである岸田首相は「極めて遺憾」との言葉だけでなく、北朝鮮による弾道ミサイルの発射は「国連安保理決議に明確に違反する」と改めて強く非難し、国際社会に向けて何度も何度もアピールすべきだろう。5日のミサイル発射を受けても、国連安保理常任理事国の中国とロシアは北朝鮮に対する制裁は効果的でないと批判し、逆に制裁緩和を求めるなど、北朝鮮を甘やかしている面がある。


いずれにせよ、北朝鮮は国防力強化の方針の下、日米韓の事前探知や迎撃をくぐり抜ける新型ミサイルの開発に躍起になっている。矢継ぎ早に数々の新型ミサイルの発射実験を繰り返している。その一方、米バイデン政権は目下、ロシア相手のウクライナ情勢の緊張対立の方に目が行っている。北朝鮮問題の重要度が低くなっている。


北朝鮮から弾道ミサイルの可能性のある飛翔体が発射されたことについて岸田氏は迅速に対応した。


これは1月5日に続く飛翔体の発射であり、それへの対処である3点である、第一に情報収集、第二に船舶等の安全確保、第三に不測の事態への対応というものも5日のものを踏襲している。


北朝鮮が連続してこうした飛翔体を発射することの意図はなんであるのか、まずはその情報収集が必要になるのではないだろうか。意図もなくミサイルと考えられるものを発射するということは考えられない。


今後の情報収集と分析が必要になる。

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中国で五輪選手が過酷な体験を漏らす…「囚人」のように扱われた世界チャンピオンo

 北京冬季オリンピックの開幕は2月4日。アメリカの外交的ボイコットなど、波紋を呼んでいる今大会はあと4週間後に迫っている。それに先立ってオリンピック会場では2021年11月にリュージュ・ワールドカップが開催された。しかし、参加したドイツ選手らは、滞在中に悲惨な経験をしたと、ドイツメディアに語る。



リュージュとは、ボブスレーやスケルトンとともに、北京冬季オリンピックで実施されるそり競技のひとつだ。選手はそりに仰向けに乗って、時速150キロ近くの高速でコースを走り、速さを競う。


2021年11月に中国の北京の延慶区で開催されたリュージュ・ワールドカップに、世界チャンピオンであるドイツのチームが参加した。ところが、中国滞在自体が多くの選手にとって、苦労の連続となってしまったらしい。その体験を選手や監督がドイツメディアに語っている。


独メディア「ARD」によると、リュージュの監督であるノルベルト・ロッホも、「中国に滞在した2週間半の間に3歳ほど歳をとったようだ」と語った。


中国に到着してすぐ、リュージュ選手12名はホテルに隔離されることとなった。しかし、その理由は説明されず、納得できなかったという。3日間経ってから、飛行機の中で近くに座っていたロシアの選手が陽性反応を示したためだということが判明した。


そして隔離のため、14日間もホテルの部屋に隔離され、部屋で食事をして、トレーニングのためだけに外出するという生活を強いられた。毎朝5時から7時の間には、ロビーでPCR検査を受けなければならず、「拷問のようだった」とロッホはARDのインタビューで語る。


「囚人」のように扱われた世界チャンピオン

さらに、過去のオリンピックで4つ金メダルを獲得しているトビアス・アルト選手(34)は特にひどい扱いを受けたという。大会中に新型コロナウイルスの陽性反応を示したためだ。


彼は中国滞在12日目に陽性反応を示したが、陽性が確定した際、レースのサーキットにいた。すぐに救急車に乗せられて時速150キロほどのスピードで病院に搬送されたが、レーシングスーツを着て、ヘルメットを脇に抱えたままの状態だったという。病院ではアルトの同意もないまま採血され、検査が行われたそうだ。


「囚人のような気分でした。次に何が起こるかわからなかったんです」とアルトは独メディア「ARD」に語った。


その後アルトは隔離用のホテルに移動させられたが、ホテルは汚く、床にハエや虫の死骸が落ちていた。寒いはずの部屋にもゴキブリがたくさんいたという。バスルームも不潔で、トイレはうまく流れなかった。


アルトはしばらくこの部屋で過ごすことを強いられたが、その後2回の検査では陰性となったことから、3日後に解放された。


なお、アルトは中国に入国してから、他の選手と同様に隔離され、ホテルの部屋とサーキットでのトレーニングの間しか移動していなかった。陽性反応が出るまで毎日陰性反応を示していたことから、一度きりの陽性は「偽陽性」で間違いだったと、ドイツボブスレー・そり連盟は発表している。


さらにアルトとダブルスを組む、競技パートナーのトビアス・ヴェンドルも、同時に2日間隔離を命じられ、その間は二人ともトレーニングができなかった。


中国に行きたくないから北京オリンピック出場も見送り?


このような恐怖体験をしたのは、アルトだけではない。


独メディア「ARD」によると、過去のオリンピックで4つの金メダルを手にしているナタリー・ガイゼンベルガー選手(33)は、11月の中国での滞在に強い衝撃を受け、北京オリンピックへの出場を取りやめる可能性を示唆した。


「あのときの状況では、再びあの場所に行くことはできません。ワールドカップや世界選手権のために北京に行くことは絶対にありません」と語った。


ガイゼンベルガーによると、23時間のフライトと待ち時間を経て中国に入国したドイツの選手たちは、その後バスに乗せられた。しかし、そこで待機する理由も説明されず、出発までバスの中でさらに2時間待たなければならなかった。しかし、バスの外にあるトイレに行くことさえ許されなかったという。


「(代わりに)プラスチック製の容器が窓から手渡されました」と、ガイゼンベルガーは言う。


長い旅路と時差で疲れているのに、選手たちはそれから14日間の隔離を強いられた。しかし、トレーニングや夜遅くにしか許されず、毎日のPCRテストは朝5時半と夜11時に行われ、選手たちの神経を逆なでしたようだ。


隔離を強いられたアルト選手は言う。「正直に言うと、オリンピックがなければ……世界選手権のためであればあそこには行きません」


アルトのペアもガイゼンベルガーも、北京でのワールドカップの成績は不調に終わった。


中国としては、どうしてもコロナを抑え込む必要がありますので、水際対策は徹底するでしょう。


PCR検査は一定の擬陽性・擬陰性が出ることになりますから、選手の皆様は本当に大変だと思います。


しかし、こんな状態で、本当に北京冬季五輪やるんですかね。コンディション作りもままならない状況では、五輪本来の目的である「腕を競う」ことが出来ないように思えます。参加を拒否する選手の出てくるのではないでしょうか。

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される約7分間の録音データを!八百長みたいな話はRIZIN史上初めて起こったこと…朝倉未来がシバターと久保優太を断罪

 人気ユーチューバーの朝倉未来(トライフォース赤坂)が6日、自身のYouTubeチャンネルを更新。昨年大みそかにさいたまスーパーアリーナで行われた「RIZIN.33」での“八百長疑惑”と騒動について言及した。



人気ユーチューバーでプロレスラーのシバター(フリー)に、元K―1WORLD GP初代ウェルター級王座の久保優太が1回1分34秒で一本負けを喫し、大会の翌日に久保が「嘘をつく人生は嫌だな。正直者が馬鹿を見るのか。騙されるより騙される方がいいのか」などとツイッターに投稿。さらに、両者のLINEのやり取りとみられる画像がネットに流出し、疑惑が浮上した。


未来は今回の経緯を説明し、「八百長みたいな話はRIZIN史上初めて起こったこと」としたうえで、「他の試合が八百長だって言ってる人は見る目がないなって」とコメント。そして「全ての出来事を見て思ったことはシバターの作戦勝ちかなって、勝負の世界においては、思いました」と私見を述べた。


シバターについて「その行為は本当にクズであってはいけないんですけど、シバターってもともとクズなので、それを売りにしている人なので」としたうえで、「そこを見抜けなかった久保選手が悪いし、久保選手も受けてしまったって言うのは良くないと思う」と自身の考えを述べた。さらに「そもそも当初の作戦を急に変更してきても負けないよねっていう」と語り、「シンプルに久保選手が純粋すぎた、優しすぎた」と振り返った。


そして再度「世間の人が何と言ってもシバターにとっては何もきかないので。そういう人間なのでシバターって。無敵なんですよ。もめるだけ損というか。これで興味が湧いてシバターの再生数が増えて美味しいぐらいなので、今回は本当にシバターの作戦勝ちかなって印象」と述べた。


久保選手との対談も考えていたというが「録音とかを流出させたのが久保選手っていうことなんで、なんかそれって違うのかなと思いまして対談は辞めさせていただきました」とコメント。「世間に出すというのはどんな影響があるかということをわかっていたにもかかわらず自分の汚名返上のために出したと思うんですよね。ちょっとダサいなって正直思いました」と久保に対しても苦言を呈した。


今回の疑惑に関して「凄い迷惑をかけていると思うシバターと久保選手って。なんか冒涜というか本気でやっている格闘技選手たちに対して」と語り、「今回の件はねライジンがしっかりとした措置を二人に対して取っていただきたいなと思っています」と主催側に求めた。


また自身がシバターと久保を推薦したことについて「久保選手もシバターも僕が推薦した選手なのでそこはこんな形になってしまったので責任を感じています」とコメント。「二人とも格闘技を盛り上げてもらえる存在だなと思って推薦したんですけど今回このようなことになってしまったので本当に申し訳なく思っています」と頭を下げた。


新展開!RIZIN「組織ぐるみの八百長疑惑」浮上で懸念されるスポンサー離れ


暴露系YouTuberとして知られるコレコレ氏が5日、久保、シバターの両氏が電話で交わしたとされる約7分間の録音データを公開。興行を主催した「RIZIN」側が今回の「八百長」を容認していた疑惑が浮上したからだ。


公開された録音データの詳細な中身は省くとして、格闘技ファンらが注目したのが、音声の中で、八百長の台本とみられるものを<作っていいですか>などと事前に相談した相手の名前にRIZIN関係者の実名があったことだ。


久保は4日に公開した動画で「今回に関してRIZINは関係なく、自分とシバターさんの間であったこと」と説明していたが、録音データの中身が「事実」であれば「主催者ぐるみ」の可能性が強まってくる。


1900年代初頭の米国では、プロレス興行にあたり、プロモーターとレスラーらがグルになって台本を作る「八百長プロレス」が横行し、問題視されたが、RIZINも同様の構図となれば当然、<他の試合はどうなのか>という疑問が出てくるのも時間の問題。RIZINは6日午後3時時点で、公式コメントを公表していないが、このままだと、ファンの怒りが収まるどころか、スポンサー離れの動きも出てくるかもしれない。


日本の格闘技ファンも今回の「場外乱闘」の結末に注目している。

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本田真凜と宇野昌磨の交際報道…「別れ」を連発して報道陣は困惑u

 元日に飛び込んできた宇野昌磨と本田真凜の交際報道。北京冬季五輪の直前とあって、大きな注目が集まっている。そんな中、二人について言及したのは、先輩オリンピアンの安藤美姫。イベントの囲み取材で、3分以上にわたって持論を展開したのだ。しかも、何かを匂わせるような“意味深発言”を連発し。



姉弟のような関係


宇野と本田が3年に及ぶ「真剣交際」中とスクープしたのは、サンケイスポーツだった。同紙によれば、出会いは2014年に台北で開催されたアジアンオープントロフィーで、本田家の長男で元フィギュアスケート選手の太一氏(23)と宇野が旧知の仲だったことから親交が深まり、交際がスタートしたという。


お正月という事情もあって各社が裏取りに苦戦するなか迎えたのが、4日に都内で開催されたスケートリンクのオープンセレモニーだった。プロフィギュアスケーターの安藤美姫が初滑り後に囲み取材に応じるとあって、大勢の報道陣が駆けつけた。


「フィギュアスケートの選手たちは狭いムラ社会の中で過ごしています。安藤は宇野と同じ名古屋出身で、10歳離れていますが姉弟のような関係。当然、二人の仲は知っているはずなので、報道陣たちは手ぐすねを引いて構えていました」(テレビ局スポーツ担当記者)


主催者側から伝えられた取材時間は10分。質疑が1カ月後に控えた北京五輪に及んだ際、テレビ局レポーターが「今、宇野昌磨さんの名前が出ましたが」と切り込んでから、“本題”が始まったのだった。


ノーコメントのはずが……


「うわー、出たー! こういう囲み、すごいイヤだー。だからイヤなんだよー」


当初、こう笑い飛ばした安藤であったが、やがて神妙な表情で、こうキッパリと断った。


「私はもうノーコメです。そこらへんに関しては、はい。だって私たちって何も言えないじゃないですか。人のプライベートに土足で入りたくないですし、入る資格もないと思うんです」


少しでも二人について話が聞けるのではないかと期待していた報道陣は、一旦、肩を落とした。だが、安藤はここから立て板に水のように喋り始めたのだった。


「でも、いろんな意見はもちろんあると思うんですけど、本人の選手もオリンピックとして集中しないといけない時期に入ってきましたし、本田真凜選手が支えになって今があるんだったらそれはいいことだと思うので、お互いね……。今どういうふうにその話題になったのか私は経緯を知らないので何とも言えないですけど、まあ、別に悪いことをしているわけではないので、私はお互いに刺激し合って、同じスケーターなのでリスペクトするところだったり、本田真凜選手もすごく華のある選手の一人です。(中略)お互いがスケーターとしても人としても支えて、尊敬し合って、成長し合える仲だったら、すごくいいんじゃないかなって」


「別れ」を連発


ああ、やはり二人はいい関係で交際しているんだ。ここまではそう思って皆が聞いていたという。だが、この後、安藤は煙に巻くような意味深な発言を重ねていくのだ。


「どの方もですけど、宇野選手、本田選手だからってワケではなくて、世の中でそういうふうに出会ってカップルだったり、恋人だったり、ご夫婦になったり、出会いも別れもいろいろあると思うんですけど、私は口出ししないです、私は応援しています」


ん? 突然、飛び出した「別れ」という言葉に報道陣は戸惑い始める。「力になるんですかね?」と記者が向けると、安藤はさらにこう続けた。


「そういうのが必要な人と、必要じゃない人っているじゃないですか。その違いはあると思うんですけど、それによってプラスに動いたり。でも、人間なので失敗することはあるし、それを恋愛のせいにしてほしくない。そこは本当に関係ないと思うんですよ。だって、(恋人が)いて結果が良ければそれはメチャクチャいい報道をしてくれますけど、悪かったら恋愛しているからだみたいになるじゃないですか。それはちょっと違うのかなって、自分的には思っているので。なんかそこは別に分けて、やっぱり人間は失敗しない人はいないし、完璧な人はこの世にはいないと思うので、今は本人たちの意見だったり、状況っていうのを支えるのがベストなのかなって」


これから五輪の舞台に立つというのに、不吉なことを口にする安藤。さらに、こう言い放った。


「たとえ別れたとしても、それは私たちが口出しすることではないですし、土足で踏み入れるところではないと思いますので、別れたとしても……」


「1年前に別れていたはず」


なぜだか分からないが、「別れ」という言葉を重ねるのである。もちろん、結婚前の若い男女が別れるのは珍しくない話だ。だが、よりによって初めて交際が公になった直後に、なぜ安藤は「別れ」を強調するのだろうか。囲みが解かれた後、記者たちは「安藤さん、なんか変だったよね」とざわめいたという。


「もしかしたら、『やっぱり二人は別れているんじゃないか』といった憶測も飛び交い始めました。というのも、サンスポ報道の直後に、“1年前に二人は別れていたはず”という声が、業界内のあちこちから聞こえてきたからです。もっとも男女の仲ですから、くっついたり別れたりはあるので、何とも言えない話なんですが」(前出の記者)


別のフィギュア関係者もこう続ける。


「安藤さんって、良くも悪くも真っ直ぐな人なんですよ。不快と思ったら露骨に嫌な顔を見せるし、思っていないことを決して口にしない人。二人の事情を知っているからこそ、黙っていられないと思って示唆したのではないか」


安藤の囲み取材が終わった数時間後の4日夜、宇野は本田とともに、地元で開催された名古屋フィギュアスケートフェスティバルに出場。ショートプログラムで4回転トーループを2本着氷、フィナーレでも4回転サルコーを決めるなど、順調な仕上がりを見せた。だが、本田との関係については、質問がNGとなっていたため一切語られなかった。


真相は二人のみぞ知るところ。ともあれ、宇野には大事な本番に向けて集中して欲しいものだ。

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亀田京之介6カ月ライセンス停止処分…「なかなかイケメンじゃないですか。もったいないですよね」

 ボクシング亀田3兄弟のいとこで、前日本フェザー級ユース王者の亀田京之介が日本ボクシングコミッション(JBC)から6カ月の選手ライセンス停止処分を受けた。



昨年11月13日、同王座の初防衛戦で英洸貴(カシミ)に0-3の判定負けを喫した後、レフェリーの裁定への不満を示したことをJBCが問題視。レフェリーに暴言を吐くとともに退場中に客席のいすを蹴るなどの行為に対し、同12月17日付で「競技としてのボクシングの権威と信用を著しく毀損(きそん)する行為である」として21年11月13日より6カ月のライセンス停止処分を科した。


また所属ジムの原田剛志会長は監督責任を問われ、戒告処分となった。


元スポーツ庁長官の鈴木大地氏が5日、フジテレビ系「めざまし8」に出演し、6カ月のライセンス停止となったボクシング・フェザー級の亀田京之介に対して「もったいない」とコメントした。



司会の俳優・谷原章介は「どんなに納得いかなかったとしても、スポーツマンシップにもとる行為ですよね」と厳しい表情。鈴木氏は「スポーツなんで、レフェリーは尊重しないといけない」とピシャリといさめた。


続けて「『アスリートは礼儀正しい』とかそういう方向に持っていこうという中で、逆行するような事件で残念です」とスポーツ界の現状を踏まえて語った。さらに画像を見ながら「なかなかイケメンじゃないですか。もったいないですよね」と残念がった。



京之介は試合翌日の昨年11月14日のインスタグラムで「自分の反則行為や相手陣営に暴言吐いたり、すみませんでした!」と謝罪している。同12月20日には「1113 処分『半年』になりました!結果どーであれ又頑張るのみ!何かこれも意味があるんじゃ無いかなと!」とライセンス停止6カ月となったことを報告したとみられるコメントも残している。


レフリーのせいにするんじゃなくて倒せば良いだけなのに。倒せなかったらあとは判定という人から見た印象になるんだから、それは自分のせいですよ。そういう風に考えないと強くなれない。海外に出たらダウン何回取っても負ける試合なんていくらでもあるのに。



そもそも、亀田本人がボクシングをスポーツとして認識していない。


リングの上の喧嘩だと思っている。強ければ何でもいいと思っている。


そんな人にスポーツマンシップを説いても無駄ですよ。


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「反省どころか “自画自賛”」韓国文在寅の新年の挨拶が自画自賛で反省ゼロだと批判されるmo

韓国文在寅が今年も相変わらずぶっ飛ばしてるようだ。失敗続きの政治だというのに、反省どころか自画自賛にまみれていたと野党から批判されている。この調子では退任後の逮捕は免れないだろう。



韓国の最大野党“国民の力”はきょう(3日)、ムン・ジェイン(文在寅)大統領の任期最後の新年のあいさつについて「国民たちは猛烈な反省文を書くべきだと思っていたが、結局最後まで文大統領は全くデタラメな小説で国民の期待に背いた」と強く批判した。


“国民の力”中央選挙対策委員会の広報担当は、この日の論評で「5年間耳にタコができるほど聞いてきた自画自賛・全く別の世界の認識が、最後の新年のあいさつでも繰り返された」と語った。



この広報担当は「議会暴挙と法治破壊で三権分立を害しては『民主主義の進展だ』と語り、野党議員と言論人・民間人に対して数多くの査察を行なう “怪物 高位公職者犯罪捜査処”を誕生させては『権力機関の改革だ』とほめたたえた」とし「年初めから軍の警戒失敗が明らかとなったが、大統領は叱咤どころか『これまでの政府の中で、最も国防が強固であった』という虚言で国民を欺いた」と批判した。


つづけて「自営業者たちは明日にでも集団休業するかどうかを決定するような状況の中、またとどまることを知らない物価上昇に庶民たちは苦しんでいるのに、大統領は実感のない国民所得4万ドル(約461万円)について語るなど、自画自賛に余念がなかった」と指摘した。



また「残り4か月の抱負も、現実感覚のない “期待ゼロ”の話だけだった」とし「脱原発政策により原発技術が追い付かれているのに『先導国家』などと語り、先進国たちが原子力をエコエネルギーと認めている中、一人で『脱原発』を叫ぶこの政権にとって『カーボンニュートラル先導国』は夢にも考えられないことだ」と語った。


さらに「規制一辺倒のあまたの政策を26回も実施してきたにもかかわらず、残り4か月になって『住宅供給にスピード感をもって取り組む』と言っているが、『それでは、今までいったい何をやってきたのか』という言葉が自然と出てくる」とし「任期の間、対立を煽ってきた大統領に、選挙がどうのこうのという資格はない」と訴えた。



与党の大統領候補にまで批判されて、自分で褒めなきゃ誰も褒めてくれないなんて哀れだね。


もっともあんな大統領候補なら、褒められたって大して嬉しくもないから、一体どんな奴が大統領になっているのか自ずとしれる。

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箱根駅伝「観戦マナー」が物議…沿道に人ギッシリ、声出し応援b

 2022年の箱根駅伝では、新型コロナウイルス感染防止のため主催者が沿道での応援自粛を呼びかけているが、走路の沿道には選手の姿を見ようと大勢の人が詰めかけ、マナーの悪さを指摘する声が出ている。



一方、人出の多かった初詣などと比較して、自粛要請に不満を漏らす向きもあり、運営のあり方をめぐって様々な意見が出ている。


あまりにも密集しているため、人の間からスマホのカメラを向ける人がいたり、タオルのようなものを振って、大声で選手らに声援を送ったり...。ほとんどがマスク姿だったが、沿道の様子は自粛とは言い難いものだ。


2022年もスタートした箱根駅伝は、初日の1月2日、1区で15年ぶりの区間新が出たほか、前回優勝した駒大を優勝候補の青学大が3区で抜き返すなど、早くも盛り上がっている。往路は、青学大が2年ぶり5回目の優勝を果たした。



主催者の関東学生陸上競技連盟は、新型コロナウイルス感染防止のため、駅伝公式サイトなどで、沿道での応援は控えて、テレビなどで観戦するよう呼びかけている。「応援したいから、応援に行かない」がキャッチフレーズだ。それは、選手の家族や大学関係者も同じになる。


ところが、東京・大手町のスタート地点近くから、たくさんの人が沿道に繰り出している。テレビでも、その様子が映し出され、中には、選手に合わせて沿道を並走する人の姿も話題になった。



「声出している人もいる」


コロナ禍の中で行われた21年1月2・3日の箱根駅伝では、沿道で応援した人たちは、例年の2割以下だったものの、約18万人いたと報道されている。


ツイッター上などでは、22年の今回は、それを上回るのではとの指摘も出ている。マナーの悪さに疑問や批判も相次いでおり、「なんであんなに人がいるのか...」「声出している人もいる」「みんなルールを守ってTVで応援しようよ」といった苦言が出ていた。



一方、初詣などの人出と比較して、自粛要請に不満を漏らす声も上がっている。「屋外で自粛と言われてもねぇ」「他のスポーツ大会では競技場に普通に観客を入れている」「マスク着用で大声を出さない、一定の距離を保てば別に沿道応援はいい」との意見があった。


まあスタジアムが100%の収容率可になった中なので、駅伝だけ禁止は確かにおかしい。


多くの人はそれを考えて、見るだけならいいのではないのかと出たのでしょうね。



ただ、そうやって個人の判断に任すと結局は声出しも……とか考える人も出るわけで、難しいところです。


まあ、個人的には本当のファンなら自粛を求められている以上、家から観戦しろよと思いますが。


選手のご家族ですら遠慮されてるというのに。

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RIZINシバターvs久保優太戦に“八百長疑惑”…もし仮にそういうのがあったとしても、そこは勝たなきゃダメでしょ

 大晦日の総合格闘技イベント「RIZIN.33」での炎上系Youtuberでプロレスラーのシバターと元K-1王者の久保優太の対戦に”八百長疑惑”が持ち上がり、ネット上で波紋を広げている。



第6試合に行われたシバター対久保の90kg契約のRIZIN MMA特別ルール(判定無し、KO、1本のみで決着)3分2ラウンドによる試合は、シバターがプロレス流のパフォーマンスで会場を沸かせて久保のキック攻撃に耐え、1ラウンド2分16秒に飛びつき腕ひしぎ逆十字固めを決めて1本勝ちし、今大会のハイライトのひとつとなった。

両者は、体重差が約12キロあり、キックボクサーの久保を相手に総合格闘家のシバターが有利のMMAルールだったこともあり専門家は、シバター有利を唱えていた。


しかし、本人が試合前に「怖くて棄権したい」と「オレはめちゃくちゃ弱い」と散々煽っていたため反響は大きくシバター自身も「もうホッとしましたね。無事に大きなけががなく家に帰れることがすごく嬉しいです」と涙していた。



だが、一夜明けて、久保がツイッターで「嘘をつく人生は嫌だな。 正直者が馬鹿を見るのか。騙されるより騙される方がいいのか。自分は真面目に誠実に紳士に生きたい。 色々疲れた。 事の経緯とかも全部きちんと話したい」と意味深ツイート。


妻のサラさんも「辞めるとかそんな話じゃなくダサい事を考えている」「これ以上は話したい事もあるけど、誰かが傷付く事になるので話さない。ダンマリ」などとツイートして、この試合の裏に何かがあったのか、との憶測が広がった。


そして、その渦中に妻のサラさんの親族が、シバターと久保の事前の打ち合わせと思われるLINEのスクリーンショットをツイッターで暴露。瞬く間に拡散して、ネット上で大騒動となった。


すでに、その問題のツイッターは消され、本当に本人同士のLINEのやりとりだったかどうかの真偽も定かではない。



ただ、流出したLINEのやりとりは、妙にリアルで、まずシバターが「明日は台本なしでやりましょうか」と、真剣勝負を宣言した上で、「これだけはお願いなのですが、多分いつでも私を仕留められると思うので、出来れば2ラウンド目に決めて下さい」と依頼。1ラウンド目は、互いに流し、2ラウンド目での真剣勝負を持ちかけている。


Youtuber仲間のてんちむにラウンドガールを依頼していることを2ラウンド決着を希望する理由としていた。


それに対して久保は「台本無しで正々堂々承知致しました。僕もシバターさんに全力でぶつかれる事とても嬉しいです」(原文ママ)と返答。レフェリーが止めた場合に追撃の反則行為をしないことを伝え「怪我はないと思うのでご安心下さい」などの優しさまでを見せた。



ただ、持ちかけた「2ラウンド目勝負」のシナリオにハッキリと合意する返事がなかったため、シバターは「2ラウンド目はどうですか」と念押し。


久保は「1R目は威力加減して2R目に本当のガチでいかせて頂けばいいんですね?」(原文ママ)と返し「はい、そんな感じでお願いします」などとシバターがお礼して”打ち合わせ“が成立。久保が、関節技のディフェンストレーニングをしていることなどを伝えて、試合前のやりとりは終了している。


正確には、勝敗を事前に決めた“八百長“ではなく、1ラウンドだけは互いに勝負しないでおこうとだけ決めていた”半八百長“。もし、LINEのこの事前打ち合わせが本物であれば、シバターは、その「2ラウンド目で勝負」の約束を裏切って1ラウンドから本気に決めにいき「八百長破り」を仕掛けたことになる。


そう考えると、久保の意味深ツイートや、夫がこの内容をさらけだすことを懸念した妻のサラさんのツイートなどすべての辻褄が合う。ただ、これらが事実ならば、たとえ当事者同士のやりとりだったとはいえ、ここまで積み上げてきたRIZINのブランド価値と信頼性を揺るがす大問題である。


ネットで騒ぎとなった“八百長疑惑“にシバターは1日、自らの公式Youtubeで「八百長疑惑について」というタイトルをつけた動画をアップした。


ここまでの“八百長疑惑騒動“の経緯を説明した上で「当人ですので、ハッキリ言います。私、シバターは、昨日の久保さんとの試合において一切の八百長はしておりません。試合が始まってから試合が終わるまで、常に全力で本気で勝ちにいっていました。ふざけたムーブはありましたが、それらも全部含めて勝つために本気で動いておりまして、仕掛けておりました」と“八百長疑惑“を完全否定した。


さらにツイッターで流出したスクリーンショットについても「まったく身に覚えはありません。あれ捏造なんじゃないですか。誰がなんのために画像を作ったかわからない」と、本物ではなく捏造であると訴えた。だが、この主張に違和感が残ったのは、「もし仮に万が一、あれが本物だったとしたら」として、こんな持論を続けたことだ。


「シバターからそういう打診が久保さんに送られていたとしたら、久保さんって、元K-1チャンピオンなんでしょう?プロ格闘家でしょう?絶対のんじゃだめでしょう。のんだふりをしても、1ラウンドでマジに仕留めにいかなきゃダメでしょう。もし1ラウンドを流すつもりだったとしても、もしシバターが本気で仕掛けてきたら対処しなきゃダメでしょう。プロなんだから」


“半八百長“を仕掛けたことと「八百長破り」を正当化するような発言と取れないこともなかったが、「やっていないし、やらせなんか持ちかけていない。もし(やらせが)あったとしても勝たなきゃダメ。勝ったやつが正しい、この世界」と意味深な言葉で、八百長疑惑否定動画をまとめていた。


沈黙を守っている久保が、このシバター発言にどう対応するか。また主催のRIZINが、この問題にどう向き合い、どういう見解を示すのかも含めて、さらに騒動の波紋が広がりそうだ。


Youtubeに戦場を移した2人の動向に注目が集まる。


シバターは、この動画の中で、総合格闘技は、なんでもありの“疑似殺し合いだ“という持論を展開する中で、それを比喩する例として戦場やボクシングの例を出した。


「ボクシングなんかでいうと、相手の選手に毒盛ったりとか普通にありますからね。毒入りオレンジ事件、みなさん、ググってもらえれば、普通に出てきます。ウィキ(ウィキペディア)に。普通に相手選手に毒盛ったりありますから。ボクシングでは」と、ボクシング界が看過できない問題発言を繰り返したのだ。


シバターが言うように、かつて協栄ジムの故・金平正紀会長が計画して、来日しホテルで調整中の対戦相手の果物やジュースに薬物を注入したとされる「毒入りオレンジ事件」が週刊誌で暴露されたことがあった。金平会長は、問題を調査したJBC(日本ボクシングコミッション)から無期限ライセンス停止などのペナルティを受けた。


当時、関係者の生々しい証言なども、週刊誌に掲載されたが、あくまでも疑惑で、JBCの調査により「毒を盛った行為」が事実として認定されたわけではなく、それも29年以上も前の話。


現在では、JBCが厳重に試合を統括管理、世界戦では、まだ検査体制は整備されていないが、ドーピング検査が実施されており、相手選手に毒を盛る行為などの不正行為は「普通」に存在しない。 


今でも、そのような不正が「普通」に行われているように受け取られるような発言を公式Youtubeチャンネルの登録者が123万人もあり社会的な影響力を持つシバターが行ったのは大問題だろう。

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三浦孝太は格闘界の”キング”になれるのか…公約のサッカーボールキックから勝利ri

 無我夢中で繰り出した父親譲りの強烈なサッカーボールキックで、2万人を超える大観衆が見守る総合格闘技デビュー戦で痛快無比な勝利をもぎ取った。



年末を彩る総合格闘技イベント「RIZIN.33」が31日、さいたまスーパーアリーナで開催され、日本サッカー界のレジェンドにして54歳の現役最年長選手、FW三浦知良(横浜FC)の次男、三浦孝太が地下格闘技などで実績を残してきた元ホストのYUSHIと対戦。1ラウンド3分ちょうどでのTKO勝利で、プロ格闘家として第一歩を踏み出した。開始直後に見舞われた飛び膝蹴りを冷静に見切った孝太は、激しい打撃戦から持ち込んだグラウンドの攻防で圧倒。最後は、胸へのサッカーボールキックから右ストレートを叩きこみレフェリーが試合をストップした。


気がついたときにはサッカーボールキックを繰り出していた。しかも、利き足とは逆の左足で。明星学園高卒業後に本格的に格闘家の道を歩み始めるまで、父親の背中を追うようにサッカーボールを追いかけていた日々に孝太は感謝の思いを捧げた。


「正直、サッカーボールキックの練習はあまりしていませんでした。そんなに簡単にチャンスは来ないだろうと思っていましたし、サッカーボールの位置に相手の顔を来させる過程が何よりも一番難しい。なので、最後はとっさに身体が動いた感じです」



千載一遇のチャンスは、1ラウンドの残り数秒で訪れた。


激しい打撃戦から持ち込んだグラウンドで孝太がギロチンチョーク、三角締め、腕ひしぎ逆十字固めを立て続けに繰り出した。レフェリーの指示で両者が離れた直後に、ギロチンチョークですでに意識が朦朧となっていたYUSHIに隙が生じた。


左足を一閃すれば決定的なダメージを与えられる位置にYUSHIの頭が見える。ただ、父と同じフォワードでプレーしていたサッカー少年時代から、利き足とは逆の左足のキックをあまり得意としていなかった。それでも、孝太に迷いはなかった。


「サッカーのときも身体の左側にボールが来たら、普通に左足を使っていたので。あの場面で右足を使ってサッカーボールキックをしようとすれば、むしろバランスが崩れてしまう。なので、あの場面ではサッカー時代の動きが生かされたのかなと」



孝太の左足はYUSHIの頭ではなく胸にさく裂する。たまらず表情を歪め、さらに右ストレートが左側頭部にヒットした直後にレフェリーが試合を止めた。もっとも、公式記録の「勝敗の決定」には「TKO」と「グラウンドキック」と綴られていた。


日本サッカー界のレジェンドにして54歳の現役最年長選手の二世が、父親譲りのサッカーボールキックで注目のデビュー戦を飾る――間違いなくこう報じられる状況を正直、どのように思うのか。試合後の記者会見で孝太は胸を張って答えた。


「この舞台に立たせてもらうからには、勝つのはもちろんですけど、格闘技界を盛り上げることも意識しなきゃいけない。そのために自分の名前がそのように使われるのは、実力がない以上は仕方がないというか、むしろ望むところという感じです」



コートと帽子を白で統一した出で立ちで、夫人のりさ子さんとともにリングサイドで観戦していたカズへ、リスペクトの思いを捧げながらデビュー戦を戦った。


まずは入場曲。カズが毎年キャンプ地に映像を持ち込むほどの大ファンで、孝太自身も父の影響を受けて好きになった映画『男はつらいよ』のテーマ曲を選んだ。


大晦日を前にして『男はつらいよ』シリーズの舞台になった柴又帝釈天を訪ねた。購入した必勝のお守りを介して、下積みもなしにいきなり「RIZIN」でデビューする道に当初は難色を示したカズから、最終的に伝授されたイズムを思い出した。



「お父さんからは『決まったからには堂々としていろ』と言ってもらいました。プレッシャーはまったくなくて、逆に心配になるぐらいでした。正直、サッカーで勝ったときよりも今日の方がはるかに嬉しいし、いままで生きてきて一番嬉しい瞬間でした」


9月の「RIZIN.30」で大晦日でのデビューが発表されると、驚きの声とともに批判や誹謗中傷も孝太のもとへ届いた。当初はカズも、世間に「親の七光り」と受け止められる状況を懸念していたのだろう。それでも孝太は日々鍛錬を積み重ねながら、金言を授けてくれたカズの生き様を思い出し、プロ格闘家として第一歩を踏み出す力に変えた。


「お父さんとお母さんがすごい偉業を成し遂げてきてくれたから、自分は今回の舞台に立てたと思っています。小さなころはお父さんのすごさが頭にありながら学校で問題を起こすなど、悲しませるようなことをしてしまった。それでも自分を見捨てずに、こうしてデビュー戦を応援しに来てくれたことに、いまは感謝の言葉しか思い浮かびません」



ラウンドが終わると同時に勝利を手にした孝太は、実は思い描いていたパフォーマンスの一部を逡巡した末に封印している。ゴールを決めた父が代名詞としてきたカズダンスをリング上で舞わずに、右手を突き上げるフィニッシュだけにとどめた。


「ちょっと悩みましたけど、カズダンスは長年にわたってサッカーを誰よりも愛してきたお父さんが、ファンの方々と一緒に作り上げてきたものなので。僕が簡単に踊っていいものではないと思い、最後のポーズだけを真似させてもらいました」


こう語った孝太は、すぐにリングサイドに降りてカズの胸へ飛び込んだ。感極まっていたからか。熱い抱擁を交わした間にかけられた言葉は「おめでとう」しか覚えていない。瞳を潤ませている母親のりさ子さんとも抱き合った孝太は、再びリングに上がった後のマイクパフォーマンスの最後にこんな言葉を発している。



「格闘技界のキングになれるように頑張るので、僕のファンになってください!」


カズの前に初めて「キング」が添えられて、30年近い歳月がたとうとしている。アリーナを魅了する戦いを演じた次男から、畏敬の念とともに“枕詞”を拝借されたカズは、手に汗握る熱戦を繰り広げた対戦相手へ粋な計らいを見せていた。


「白い服装なのに、試合後には血だらけの僕にハグしてくれたんです」


YUSHIが嬉しそうに明かした。強敵を抜きにして好勝負は成立しない。そして、グッドルーザーの存在が勝者をさらに成長させてくれる。ブラジル時代から勝負の世界を駆け抜けてきたからこそ、カズはYUSHIを抱きしめて感謝の思いを伝えた。


日付が2022年の元日に変わってから大会を総括した、榊原信行CEOは「圧倒的に印象に残ったのは三浦孝太ですね」と称賛した。端正なマスクとポテンシャルあふれる戦いぶり、ドラマのようなフィニッシュ。そのすべてがスター候補にふさわしい。


榊原CEOは、今後は選手の再生や発掘、育成などをテーマにして昨年11月に神戸からスタートしたオクタゴンでの戦い「TRIGGER」大会に孝太をコンスタントに出場させていく方針を明らかにした。

「何よりも実戦が強くなるための最も早い道だと思いますので、(BRAVEの)宮田(和幸)コーチとも話をしながら、まずはTRIGGERのエースにするべく、素晴らしかったデビュー戦に続く2戦目を早いタイミングで組めたらいいなと考えています」


2月23日に、次回の「TRIGGER」大会を静岡エコパアリーナで開催することが決まったことも発表された。ここが注目の2戦目になる可能性もあるなかで、孝太自身は足元および現在地をしっかりと見つめている。


「自分としてはこのRIZINの舞台が一番好きなので、また話をいただけたらチャンスをつかんでいきたい。ただ、終わった後は想像以上に腕などが疲れていた。実際ならば5分3ラウンドなので、それに対応できる身体を作っていかないといけない。とにかく過信することなく、コツコツとやっていきたいと思っています」


ともに総合格闘技のデビュー戦とあって、YUSHI戦は3分3ラウンドが採用された。レベルをあげた先にはもっと、もっと過酷で激しい戦いが待つ。身長175cm体重66kgの身体に宿る能力を「普通です」と公言する孝太は、冒険にも映る挑戦を地道な努力を積み重ねて進んでいく姿勢もまた、父親の背中から学んだと語ったことがある。

「お父さんも身体能力は普通だけど、努力で夢をかなえてきたと言ってくれました。僕もその血を受け継いでいるので、どんな冒険になっても大丈夫です」


真剣勝負が無傷で済むはずがないと、病院で正月を迎える覚悟で臨んでいた孝太は、正月の予定を「いっさい決めていない」と苦笑いする。第1試合で登場した「RIZIN.33」を勉強のために最後の第16試合まで見届けたホープは、おそらくは家族と過ごす2022年の幕開けを新たなエネルギーに変えて、プロ格闘家の道をさらに力強く歩んでいく。

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