トルコ、ギリシャ沖のエーゲ海で30日に起きた地震で、トルコ当局は31日、西部イズミル周辺で建物の倒壊などにより24人が死亡、800人以上が負傷したと発表した。
トルコ側はイズミル県ボルノバ、バイラクルに被害が集中し、17の倒壊建物で救助隊が重機などを使って捜索した。同県セフェルヒサルでは地震による津波で浸水があり、英BBCトルコ語放送によると、車いすに乗っていた女性1人が巻き込まれて死亡した。
トルコ政府は少なくとも24人が死亡し、このうち1人は溺死(できし)だと発表しました。けが人は800人以上に上っています。余震が340回以上、観測されるなか、約4000人を投入して捜索活動が行われていて、倒壊したビルのうち8棟で終了しました。救助活動は残りの9棟で続けられていて、被害はさらに拡大するとみられています。
ギリシャ側では東部サモス島で2人が死亡した。倒壊現場で取り残された人がいるとみられ、救助活動が続いた。
海外って同程度の地震でも建物の被害が日本と段違いに映りますね。
マスコミがひどいところのみを短期間で報道するからというのもあるかもしれませんが。コロナの中大変かと思いますが。国として少しでも援助できればと思います。
当時最強の軍を持っていたトルコが 欧州の覇権を握れなかったのも、ある意味、自然災害が多い土地柄ゆえ。地震によって苦しむ姿はまさに日本と酷似。
その昔、イラン・テヘランで米国大使館占領事件が発生、日本人も多くが出国・帰国できなかったとき、現在同様に左の野党が反対し、自衛隊の飛行機も民間航空機も救出に行けなかった。そのとき、日本人を救出し輸送してくれたのがトルコ。明治時代にトルコ海軍の海難事故を日本人が懸命に助けたことへの感謝がトルコにあったそうだ。東日本大震災でもトルコは日本に友情を示してくれた。とても親日感情のある国である。
今回の地震がどの程度の被害なのかまだ分からないが、日本は早急にトルコを支援してほしい。
日本政府は一刻も早く救援隊を送るべきだろう。瓦礫の中にいる人々にとって、残されている時間は限られているのだから。