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ロシアは日本の外交官8人を追放…プーチン大統領、核使用を警告

 ロシア外務省は27日、ロシアに駐在する日本人外交官8人を国外追放すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻に抗議して在日ロシア大使館の外交官らの国外追放を決めた日本側への報復措置。日ロ関係の一層の悪化は避けられない情勢となった。


発表によると、27日にモスクワで在ロシア日本大使館の代表者を呼び8人の国外追放を通告。5月10日までの出国を要求した。


ロシア外務省は、岸田政権がウクライナでの軍事作戦に関し、欧米に同調してロシアに対する中傷を拡散していると主張。あからさまに反ロシア的政策を取り、長年積み上げられてきた両国の協力関係を破壊していると批判した。


ロシアが日本の外交官8人を追放したという。これは、岸田政権が4月20日に追放したロシア大使館の外交官と同数であり、外交上の報復措置である。


この報復措置が、日本側が行った措置と同数であり、それ以上でもそれ以下でもない対応であるということに注意するべきである。つまり外交関係上は、ロシアはこうした岸田政権の措置に対して、それに対して応分の措置を行うことができるという慣例に従っている。そこでこの措置は外交上の慣例から逸脱するものではない。


つまり、ロシア側は事態を悪化させようとすれば、外交上の慣例を破って、より多くの日本大使館の外交官を国外追放することもできたはずである。にもかかわらずそれを行わず、最低限の岸田政権が行った措置に対して返すにとどめた。ここにロシア側のメッセージを読むこともできるだろう。



つまりロシアは対日関係をこれ以上悪化させようとは現時点では考えていないと読めるかもしれない。


一方、プーチン大統領、核使用を警告 軍事支援強化の欧米けん制


ロシアのプーチン大統領は27日、侵攻したウクライナでの軍事作戦に関し、第三国がロシアに戦略的脅威を与えようとした場合は「電撃的で素早い対抗措置を取る」と述べて核兵器の使用を辞さない姿勢を示し、ウクライナへの軍事支援を強化する欧米に警告した。ロシア北西部サンクトペテルブルクでの議会関係者との会合で演説した。


2014年に強制編入したクリミア半島の主権をウクライナが認めない限り停戦には応じない姿勢を改めて強調。東部ドンバス地域の親ロ派支配地域とクリミアの安全確保は「必ず達成される」と述べた。


プーチン大統領が核の脅しをぐっと強めている。通常兵器を使ったウクライナとの戦闘が思うように進んでいないことへの焦りや、西側諸国のウクライナへの軍事支援強化を止めさせる警告の狙いがあるとみられる。今のロシアには核戦力を誇示する以外に有効な手立てがないことの裏返しでもある。

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市「マニュアル通り」の限界集落で33棟全焼…限界集落の防災体制が問題となっている

 山梨県北杜市の山間部で先月、33棟が全焼した大規模火災で、地域の消防団に出動を要請する防災無線が最初に流れたのは、発生から1時間半後の午後2時頃だったことがわかった。市は、担当者が現場に到着した後に流すと定めたマニュアル通りに対応したと説明するが、地元では「遅かった」などと疑問の声が上がっている。市中心部から遠く離れた限界集落で火災対応の在り方が問われている。



火災が発生したのは同市須玉町小尾の和田地区。22世帯、人口33人(3月1日現在)で、高齢者が半数を超える限界集落だ。山梨県警や峡北消防本部によると、3月12日午後0時半頃に出火し、約22時間後に消し止められた。住宅10棟を含む建物33棟が全焼し、焼け跡から80歳代の男性1人の遺体が見つかった。


市によると、午後1時頃に火災の一報を受け、市役所と須玉総合支所の防災担当者がそれぞれ現場に急行。消防本部が同1時半頃に到着する一方、総合支所が同2時、防災無線で火災の発生を知らせ、地元を含む2地域の消防団に出動を要請した。


しかし、建物が密集している上、強風などで火の勢いが強かったため、同2時25分に2回目の防災無線を流し、須玉町の全消防団に出動を求めた。


マニュアルでは、防災担当者が火災現場を目視で確認し、必要と判断すれば防災無線を流すよう市役所か総合支所に連絡する。一方、電話でも地域の消防団に出動を要請する。


和田地区は、市役所と須玉総合支所からいずれも車で30分ほどの距離。市は「現場が遠い上、市役所が閉まっている土曜日に発生したことなどが重なり、結果的に防災無線まで時間がかかった」としている。


同地区の代表者らは今月14日、上村英司市長に家を失った被災者や、焼け跡のがれき撤去などへの支援を要請。その際、防災無線について「もっと早くしてほしかった」「聞こえにくかった」などと訴えた。


住民によると、出火後まもなく、高齢者らが初期消火にあたった。ただ、地元配備のホースが劣化などで一部損傷していたほか、川の水をくみ上げる小型ポンプの操作に手間取るなど、作業は難航したという。


住民男性の一人は「防災無線がもっと早ければ、近くの集落から応援も得られた。限界集落で市中心部と同じような対応をすれば、消火作業が遅れるのは当然」と話している。


市は「今回の火事で浮かび上がった課題を整理し、必要な見直しを検討したい」としている。


限界集落の防災体制が問題となっている。


33棟が全焼する火事が起こる中で、消防団への出動要請は1時間半後に出されたという。住民からは遅すぎるという感想が聞かれたという。


こうした限界集落における危機管理は第一義的には行政の問題であろう。第一に、限界集落は他の集落、居住地から離れた場所にあることが多く、ひとたび問題が起こるとその問題の解決、対処のために現地に赴くのには時間がかかるという実情があることが多い。第二に、そうした限界集落の住民の年齢層は、高齢化していることが多く、何らかの災害が起こった時には、対応が難しいことも多い。


こうした実情はあるだろうが、それでもそこに住民がいるならば、その住民のいのちとくらしを守るのは行政の責任だということは言えるのではないだろうか。広域行政を進めるなど、地域のくらしに寄り添った防災体制の構築が望まれるといえよう。

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秀岳館サッカー部で衝撃の音声データが流出…「いや、もう同感でございます」sh

 コーチが部員に暴行を加える動画がネット上で拡散され、その後の不可解な対応を含めて炎上している熊本県八代市の私立秀岳館高校サッカー部で新たな問題が浮上した。



騒動の発端となった動画を撮影し、投稿した2人の部員を糾弾する男性の音声が25日、ネット上で公開された。同校のサッカー部の指導者と見られる男性は自らを「完全な被害者」とし、さらに「俺が弁護士たちに被害を受けたと訴えたらどうするか?」と、脅迫まがいの言葉を2人へ向けている。


学校側はこの日、全校生徒約1000人を学年ごとに分けた集会を開催。不安を抱かせている状況を謝罪するなど心のケアに努めた一方で、段原一詞監督は日本テレビ系で生放送されている朝の情報番組「スッキリ」に緊急出演。サッカー部内で起こっている一連の騒動に「責任はすべてわれわれ大人にあります」と涙ながらに頭を下げていた。


耳を疑うような衝撃の音声データは、フォロワー数が42万人を超える有名ツイッタラー、滝沢ガレソさんが25日午前に投稿したつぶやきのなかで公開された。


話題を集める事件や炎上案件を豊富な情報を介してわかりやすくまとめ、ツイートしている滝沢ガレソさんは、段原監督が生出演を終えたばかりの「スッキリ」の一部映像を引用。続けて「独自入手」と銘打った、1分30秒ほどの音声データを紹介した。


同校のサッカー部の指導者のものとされる男性の音声が録音されたのは22日。サッカー部の寮内で行われた朝点呼で、騒動の発端となった動画を撮影し、ネット上へ投稿した2人の部員を、男性は4度にわたって「俺たちに対する加害者だ」と名指ししながら非難した。


「だから俺たちは被害者だ。意味わかる? でも、完全な被害者はたぶん俺だけ。俺が訴えたらどうなる? 世の中、そうなるよ。これ、俺に迷惑かかっとる、完全に」


後ろ向きに立たされた部員へ、男性コーチが殴る蹴るの暴行をふるう寮内の様子を、部員がスマホに収めたのは20日夕方。もう一人の部員がSNSへ投稿した動画は、匿名の電話を介して存在を把握した学校側によってすぐに削除された。


しかし、すでに拡散されていた動画内の行為を熊本県警も問題視。一夜明けた21日午前に所轄の八代警察署によるコーチや部員への事情聴取が学校内で行われ、地元紙やローカル局の報道を介して全国レベルで知られるところとなった。


約200人の部員の9割が寝食をともにし、段原監督も住み込んでいる寮内で点呼が行われた22日朝の時点で、学校側だけでなくサッカー部にも批判が殺到していた。こうした状況を受けて、男性は音声データのなかでさらにこんな言葉を紡いでいる。


「俺が仲間の弁護士たちに被害を受けたと訴えたらどうするか? 本当は謝って済むような問題じゃない。これだけの騒ぎになって、それは間違うなよ。損害賠償請求って話になるだろう。俺たちが被害を被った分、全部世の中に出て訴えられる」


声の主が誰なのか現時点で真偽のほどはわからない。しかし、ネット上で瞬く間に拡散された音声データが、本物で、サッカー部の指導者の声であれば大問題だ。弁護士や損害賠償請求といった、脅迫や恫喝まがいの言葉を浴びせている時点で、指導者の立場を利用したパワーハラスメント行為にあたる。


サッカー部の公式ツイッターと同インスタグラムが更新され、キャプテンや暴行を受けた部員、問題の動画を撮影・投稿した部員を含めた11人による、顔と実名を明かした謝罪動画が公開されたのは22日の夕方だった。


説明責任がある大人が沈黙を貫き、守られるべき子どもが盾となった状況は大きな波紋を広げた。不可解に映った展開も、その日の朝点呼で、指導者の言葉に動揺した部員たちが、騒動の早期収束を図るために起こした行動だとすれば合点がいく。その謝罪動画も学校や監督、コーチに迷惑をかけたという理由で翌日に削除を命じられた。


加害者と名指しされた2人の部員は、謝罪動画で「感情的になってしまい」とSNSへ投稿した理由を説明している。暴行を受ける仲間を見かねた正義感に突き動かされ、外部へ向けて実情を訴えた内部告発が、一転して学校という閉鎖的な空間内で咎められている。保護者を含めた外部による保護も急務になってくる。


またこの音声が朝点呼のものだとすれば、録音したのは部員である可能性が極めて高い。


レコーダーを用意していた点からも、サッカー部内の信頼関係が崩壊していると推測できるし、今後に始まるはずの犯人捜しにも警戒しなければいけない。


さらに問題が発覚して以来、公の場に姿を現さなかった段原監督は、東京・汐留の日本テレビタワー内のスタジオで生中継される「スッキリ」に急きょ出演。2人の部員が置かれる立場に関して、MCを務めるタレントの加藤浩次から「その子たちに『何でだよ』と矛先が向かうのは違うと思う」と問われると、こんな言葉を返している。


「いや、もう同感でございます」


皮肉にも生出演を終えた直後にサッカー部の指導者のものとされる音声データがツイッター上で公開された。これでは、番組の最後に涙で声を上ずらせ、頭を下げながら発せられた、一連の騒動を謝罪する監督の言葉に対する信頼性も大きく揺らいでくる。


自宅謹慎中の当該コーチを含めて、総勢で14人を数えるコーチ陣全員の力が、再出発を果たす上で必要だと段原監督は訴えている。


「このことに関する責任は、すべてわれわれ大人にあります。子どもたちは騒動のなか、未来へ向けてもう一歩を踏み出そうとしています。私が責められるのは全然大丈夫です。しかし、子どもたちが進むためには、コーチたちの力が必要なんです。学校として研修プログラムを充実させて、今後こういったことがないようにしていきます」


ちょうど番組が放送されていた時間帯に、学校側は全校生徒約1000人を学年ごとに分けた集会を開催し、不安を抱かせている状況への謝罪を含めた心のケアをスタートさせた。しかし、コーチや部員ら当事者への聞き取りを含めた暴力行為の実態解明は、警察の捜査が入った状況を受けて、現状でほとんど進んでいないという。


そうした状況で校長補佐も務める段原監督がわざわざ上京し、日本テレビだけ、それも朝の情報番組に緊急出演したことにも首を傾げざるをえない。学校法人の理事長も務める、中川靜也校長をはじめとする学校トップが依然として沈黙している現状も含めて、教育の場である秀岳館高校に携わる大人に対する不信感がますます膨らんでくる。


現代は、デジタル機器という「おてんとさま」が見ている時代です。今後、パワハラやセクハラ、隠蔽された事実の暴露が加速するでしょう(改竄されたものも含む)。私たちは誰もがそんな時代を生きています。


これだけ騒ぎになった後、なおも生徒が録音の準備をし、それを公開せざるを得なかったのは、指導者への信頼が失われていたということ。そして指導者側の危機感の無さ。再びこのような事態を招いているのは、指導者側のリスク意識が全くアップデートされていないからです。


言うまでもなく、生徒の録音を阻止すればよかったという話ではありません。すでに、あらゆる機器が互いの振る舞いを記録できるライフログの時代ですから、自分を律するきっかけにする、特に子供を指導する立場なら強く意識すべきでしょう。


そしてもし、この内容が意図的に改竄されたものだというのなら、その時こそ法的措置を取るべきです。

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「何だ。お前!」…佐々木朗希の判定不服「苦笑い」と白井球審

 17イニング連続の完全投球を続けていた千葉ロッテの3年目右腕、佐々木朗希が24日、京セラドーム大阪で行われたオリックス戦で前代未聞の事態に直面した。2回にボール判定とされた外角のストレートに対して苦笑いを浮かべたことが判定への不服と受け止められ白井一行球審が詰め寄る場面があったのだ。恋女房の松川虎生が間に入り、井口資仁監督もベンチを飛び出すなどして、それ以上の大事には発展しなかったが、“令和の怪物”を巻き込んだ騒動にネット上では賛否が巻き起こった。一体誰の何が問題だったのか。なお試合は先頭の福田周平に初球をライト前へ弾き返されて連続イニング無安打が「17」、連続打者アウトが「52」でストップ。プロ入り最多の5四死球を与えるなど制球に苦しみながらも5回を6安打2失点に抑え、無傷の3連勝で両リーグを通じてハーラートップに並んだ。



目の前でいったい何が起こっているのか。今シーズン最多の2万8967人で埋まった京セラドーム大阪を騒然とさせた事態は、2回裏二死一塁の場面で起こった。


9番・安達了一を0-2と追い込んだ佐々木は、一気に勝負を決めにいった。渾身の力が込められた直球は158kmをマーク。松川がミットを構えた外角低目へ寸分の狂いもなく吸い込まれ、安達も金縛りにあったかのように見送った。


しかし、白井球審の右手は上がらない。一塁走者の杉本裕太郎は、盗塁を仕掛けていた。振り返って、松川の送球がそれて、盗塁を許したことを確認した佐々木はマウンドを降りて人工芝に入ったあたりで立ち止まった。表情には苦笑いが浮かんでいた。


次の瞬間、マスクを外した白井球審が、おもむろにマウンドへ詰め寄っていく。ただならぬ気配を感じとった松川が慌てて後を追う。怒気を発しながら佐々木へ何やら言葉を発している同球審を右手で制しながら2人の間に入った。


興奮した様子の白井球審は、その松川に対しても声を荒げた。

「何だ。お前!」


異様なムードを察した白井球審は、我に返ったかのように、それ以上、松川や佐々木に話しかけることなくホームへ踵を返した。佐々木を落ち着かせようとサードの平沢大河もマウンドへ駆け寄ってきたなかで、井口監督もベンチを飛び出した。


各社の報道によれば、井口監督は、「もうちょっと冷静にいきましょう」と白井球審に話しかけたという。


白井球審の行動につながる伏線があった。


2回の先頭、6番・頓宮裕真へ2-2から投じた7球目。外角低目に決まった160kmの直球がボールと判定された直後だった。体をちょっとだけのけぞらせ、首を小さく横に振って不服の意を示した佐々木は、このときも苦笑いを浮かべていた。


公認野球規則では8.02の(a)で「審判員の裁定」をこう定めている。


「打球がフェアかファウルか、投球がストライクかボールか、あるいは走者がアウトかセーフかという裁定に限らず、審判員の判断に基づく裁定は最終のものであるから、プレーヤー、監督、コーチまたは控えのプレーヤーが、その裁定に対して、異議を唱えることは許されない」


さらに「原注」として、こんな文言が綴られている。


「ボール、ストライクの判定について異議を唱えるためにプレーヤーが守備位置または塁を離れたり、監督またはコーチがベンチまたはコーチスボックスを離れることは許されない。もし、宣告に異議を唱えるために本塁に向かってスタートすれば、警告が発せられる。警告にもかかわらず本塁に近づけば、試合から除かれる」


佐々木は小さなアクションと苦笑いを浮かべただけで何も異議を唱えたわけではない。


日本ハムの2年目右腕、伊藤大海が16日のロッテ戦できわどいコースをボールと判定されて思わずマウンドを降り、グラウンド上で“土下座ポーズ”をした。この時はその行動が「異議」と判断されて球審から注意を受けているが、佐々木の「苦笑い」とは明らかに行動が違う。苦笑いや小さなアクションを「異議」と判断したとすれば、それは適用範囲を広げすぎだろう。感情的になったと見られても仕方がない。抗議のつもりもなかったのに44歳の球審に血相を変えて詰め寄られた20歳の佐々木の精神的ショックも大きかっただろう。


この白井球審の行き過ぎとも取れる行動に対してネット上は批判が殺到した。


井口監督は、試合後にも、佐々木の表情を含めたリアクションが発端だったのでは、と尋ねたメディアに対して「そこは審判が流すところなので」と語っている。白井球審は、試合後にコメントをしなかったが、最も大切にするべきファンを混乱させるような中断を招いてしまった行動には問題は残る。白井球審の行動は大人げなかったし、3年目の佐々木やルーキーの松川に対しての高圧的な姿には違和感があった。


ネット上では完全試合達成から“時の人”となった佐々木を擁護する声であふれ、前出の伊藤は、自身のツイッターで「あ、独り言です」と断りを入れながら、こんな投稿をした。


「たしかに、相手のある事で相手を不快にさせたり、必要以上のリアクションは控えるべきだと重々承知ですが…我々は無感情のピッチングマシーンではない。命懸けの一球一球に感情が入るのも当たり前で、それが自然と出てしまうことも多々あります」

 

だが、一方で白井球審の行動に理解を示す声もある。


タイトル獲得経験もある某球界OBは、こんな見解を示す。

「佐々木はストライク、ボールに抗議をしてはならないことがわかっているので、思わず苦笑いを浮かべただけなのだろう。だが、白井球審からすれば、その笑いが自分の技術をバカにされていると感じて頭に血が上ったんだと思う。まだ佐々木が怒って文句を言った方がわかりやすかったかもしれない」


佐々木の2試合連続17イニング完全投球を「世界でナンバーワンの抑え投手が9イニングを投げているようなもの」と評したパドレスのダルビッシュ有も自身のツイッターを更新。物議を醸した白井球審の行動に理解を示すつぶやきを投稿している。


「野球の審判って無茶苦茶難しいのに叩かれることはあっても褒められることはほとんどないよなぁ。選手も散々態度出すんだから審判にも態度出させてあげてください」


さらに安達に対する佐々木の一投はストライクであり、判定自体が誤審だったと批判されている状況にも、相互理解が必要だとあえて一石を投じている。


「誤審といいますがテレビで見てる分には判定は簡単です。ですがあの場にいてリアルタイムであれだけ誤審が少ないのは本当にすごいです。元プロ野球選手が審判とかすると誤審連発なので、自分からするとプロ野球の審判は全員化け物です」


ストライク、ボールの判定については、メジャーリーグでも、チャレンジ(日本のリクエスト)は認められず、一度下された判定が覆ることはほぼない。


判定への不服を表に出すことは何のメリットももたらさない。メジャーリーグと違い、日本では不服を示した投手にあからさまに不利な判定をするなどの審判からの“個人的な報復”は皆無と言っていいが、要注意人物とみなされ、より厳密に注意深くストライク、ボールを見極めようとされる可能性は否定できない。


審判も生身の人間であり、その日によって、多少ストライクゾーンが変わってくるのも事実である。審判がそれぞれ持つ性格を把握し、自分が損をしないように上手く接していく作業もまた、プロの世界では必要不可欠となる。


阪神で長くチーフスコアラーを務め、北京五輪に出場した日本代表チームでもスコアラーを務めた三宅博氏から、審判ごとの傾向や性格をデータにまとめてファイルにして、毎年、首脳陣と選手に配っていたという裏話を聞いたことがある。


その際、三宅氏は「審判を味方につけなければ損。人間なので間違いはあり、審判も、“ああやってしまったなあ”と思うもの。そこで真摯な態度で接していれば、どこかで借りは返してくれる。絶対に文句を言ってはダメ」という指示をバッテリーに送っていた。 


佐々木自身も、名実共に球界を代表する投手になるために“教訓”を得たと思えばいい。


17イニング続いていたパーフェクト・ピッチングを福田に投じた第1球でストップさせられた佐々木は、5四死球を与えるなど制球が定まらなかった。5回には無死満塁からの紅林の投ゴロをホームゲッツーではなく1-6-3の併殺を選ぶなどの判断ミスもあったが、悪いなりにもリードは許さず、5回を6安打4奪三振2失点にまとめて勝利投手となった。

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さらに3人救助、知床岬先端で発見された7人 …7人とも"意識ない状態" !漁協も救助船出せず

 北海道知床沖で救助要請した乗客乗員26人が乗った観光船の捜索で、救助要請があった現場付近で、北海道警察のヘリコプターが海上に浮かんでいた3人を、海保のヘリが岩場付近で1人を発見し、救助しました。



知床で行方不明となった観光船「KAZU1(カズワン)」(19トン)は23日、道内外の乗客と乗員の26人を乗せ、知床半島を巡るクルーズを終えて帰港するはずだった。当時の現場海域は約3メートルの高波と強風で、地元漁業者が操業を見合わせたほど。大型連休を前に今季の運航を始めた初日の判断に無理があったのではとの指摘もある。世界自然遺産に触れることができる人気の観光船に何があったのか―。運航会社は対応に追われ、1管本部や航空自衛隊は夜を徹して捜索に当たっている。


「しけで船を現場に出せない」。KAZU1が発着するオホーツク管内斜里町のウトロ漁港。漁協関係者は、こう漏らした。組合員の多くが救助に向かうため、港で待機していたが、波の高さに出港を見合わせざるを得なかった。


開発局の海象情報によると、斜里町ウトロの23日午後1時時点の波の高さは1・9メートル。通報があった同1時15分ごろの約15分後には約3メートルにはね上がっていた。札幌管区気象台は「しけとは言い切れないが、急に波が高くなったようだ」とみる。


地元漁業者の多くは出漁せず、漁業者の1人は「しけるのが分かっていたから、みんな早めに漁をやめて帰ってきた。それなのに観光船は出て行き、ちょっと無謀ではと思った」と話した。


当時は沖合から知床半島に向かって風が吹いており、危険性を指摘する声もあった。観光船は滝などを見せようと、沿岸近くを航行することがあり、知床で観光船を運航する会社関係者は「岸に近いほど波が高くなって危険。まさかこの天気で船を出すなんて」と明かした。


第一管区海上保安本部によりますと、救助された4人は観光船に乗っていた人とみられ、いずれも搬送時は意識がなかったということです。性別、年齢などは確認中です。


また場付近では24日午前10時までに、さらに3人が発見されました。この3人も発見時、意識がなかったということです。


これまでに救助されたのは計7人となっています。


斜里町内の学校では午前5時50分、発見したとみられる道警のヘリコプターが着陸し、消防が救急車で搬送しました。


また斜里町のウトロの港では午前6時ごろから捜索の依頼を受けた漁船などが次々と出港していきました。現場付近の海上で捜索にあたっています。


地元の漁業関係者は「きのうはシケで漁を見合わせていた。通報があった24日午後1時ごろは突風が吹いて厳しい状態だった」と話しています。


この事故は、4月23日午後1時15分ころ知床半島の西側沖合を航行していた知床遊覧船所有の観光船「KAZUI」(カズワン)から「浸水している」などと第一管区海上保安本部に救助要請があったものです。


海上保安部の巡視船と航空機のほか北海道警や消防が、観光客24人を含む26人の捜索に当たっています。




乗客あるいは乗員の方と思われる人が発見、救助されたことで、現場周辺の船体の捜索を海面から海中へと範囲を立体的に広げることになります。発見現場が知床岬付近ということで事故発生現場から東に流されたかもしれないので、捜索範囲もそういった潮流の方向と速度を考慮して重点的に行う場所を決定していきます。


なお、現場海域の水深は海図により20mから30mです。


付近の宇登呂アメダスではけさ最低気温1.3℃を観測しています。平年並みの冷え込みではありますが、いっそう心配になる寒さです。

23日、事故当時は、上空の気圧の谷が通過するタイミングで、風向きや海の状況が航行中に大きく変わった可能性があります。付近のアメダス(宇登呂)でも23日の朝は南寄りの風を観測していました。しかし10時頃から北成分が入り始め、現場の海の状況が急変した可能性があると思います。


とにかく他の方々が無事に助かりますように…。

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“大炎上”秀岳館サッカー部男性コーチの新展開に波紋…なんで大人が出てきて説明をしないんだ?1

 男性コーチが部員に暴行を加えている動画がネット上で拡散され、炎上している熊本県八代市の私立秀岳館高校サッカー部をめぐる騒動が22日、新たな展開を見せた。



八代警察署がコーチや部員への聞き取りを始め、書類送検を視野に入れて捜査を始めたと報じられたなかで、サッカー部が公式ホームページ上で騒動を謝罪。さらにサッカー部の公式ツイッターと同インスタグラムが更新され、キャプテンをはじめとする部員が顔と名前を明らかにした上で、騒動に言及する動画が公開された。


動画では暴行を受けた部員が経緯を説明した上で、自分に非があると謝罪。最後にキャプテンが「毎日のように暴行が行われているなどと誹謗中傷を受け、それによりサッカー部は苦しんでいます」と訴えたが、当事者であるコーチを含めた、説明責任のある学校関係者が沈黙を貫く不可解な状況に、さらに批判が殺到する状況を招いている。


「自分たちの仲間たちが、たくさんの誹謗中傷にあっています」

 2分20秒の動画は「秀岳館サッカー部選手から皆様へ」と題され、さらに「今回の件で自分達選手が今思っていること、感じていることを聞いてほしいと思います」と綴られた上で、22日夕方にサッカー部公式ツイッターとインスタグラムへ投稿された。


前後2列に並んで登場したのは11人。冒頭でキャプテンが今回の騒動で世間を騒がせたと謝罪し、深々と頭を下げた後にこう続けた。


「いま世間に広がっている情報のなかには事実と異なる点があるので、お話しさせていただきます。この動画を拡散してください。よろしくお願いします」


続いて別の部員が暴行を受けた当事者だと明かし、その上で「本当のことを説明するためにみんなに協力してもらい、集まってもらいました」と経緯を説明した。


「学校から帰り、寮の鍵がなかなか開かず、感情的になってコーチをばかにするような発言をしたのが今回の原因です。また、SNSなどで『暴力が日常茶飯事』だと書いてありましたが、それは違います」


さらに2人の部員が一歩前へ出て、問題の動画を撮影し、暴行場面を切り取ってSNSへ投稿したと告白。21日夕方にオンエアされたテレビのニュース番組で取り上げられ、一気に拡散された結果、さまざまな方面に迷惑をかけたと謝罪した。


「監督に相談することを考えていましたが感情的になってしまい、SNSに投稿してしまいました。それにより、事実と異なることがマスコミによって報道されてしまいました」


一人がこう説明すれば、もう一人もこう続けた。

「そのために自分たちの仲間たちが、たくさんの誹謗中傷にあっています。正直、ここまで大きなことになるとは思っていませんでした」


最後に再び一歩前に出たキャプテンが「いま話したことが、すべての事実になります」と総括。特に入学したばかりの1年生の保護者に心配をかけていると謝罪し、全員で頭を下げた後に、さらにサッカー部を代表してこう言及した。


「いまSNSなどでは毎日のように暴行が行われているなどと誹謗中傷を受け、それによりサッカー部は苦しんでいます。また、必要以上に報道陣の方々が集まってきていることで、不安や恐怖を抱えている生徒もいます。これから僕達サッカー部は、サッカーを通じて信頼回復に励んでいきます。これから自分たちが成長し、未来を変えるために一致団結してサッカーに取り組む姿を見ていただければ幸いです」


すべてを視聴した後に残ったのは、例えようのない違和感だった。


ネット上で拡散されて炎上を招いた動画には、後ろ向きに立たせた生徒を、男性が何度も蹴っているシーンが収められていた。思い切り蹴り上げられた生徒の体は何度も浮き上がり、見守っている別の生徒の「ヤバくね」という声も拾われている。


別の動画には同じ男性が生徒の背中を、右拳を大きく振りかざし、勢いをつけた上で殴りつける様子もはっきりととらえられていた。理由はどうであれ男性による一連の行為は指導の域をはるかに超越した、傷害事案にあたる暴行となる。


地元メディアの報道によれば、動画が撮影されたのは20日夕方で、場所は秀岳館高サッカー部の寮内。男性は30代の同校教諭でサッカー部のコーチ、暴行を受けた生徒は3年生部員で、前者は21日から自宅待機を命じられているという。


学校側の対応はどうか。22日時点では男子サッカー部公式ホームページ内に「関係者の皆様へ」と題された、次のような文言が掲載されているだけだ。


「このたびは世間をお騒がせしてしまっていることを深くお詫びいたします。現在、学校と連携して調査を進めております。保護者の皆様、地域の皆様にはご心配、ご迷惑をお掛けして申し訳ございません」


調査を進めている段階で、なぜ部員たちによる謝罪動画が公開されたのか。ネット上に一度投稿され、拡散された動画は完全には消去できない。未成年の顔や名前がさらされ続ける状況は、さまざまなリスクをはらむ。この点にまず違和感を覚えた。


公式ツイッターやインスタグラムは、部員が中心になって運営しているという。そのSNSの管理を学校側がどうしていたかは不明だが、子どもたちの未来を守る教育者としての観点で事前にやめさせるか、あるいはすぐに削除するといった対処ができなかったのか。残念ながら23日未明の時点でも、投稿は拡散され続けている。


対照的に当事者である男性コーチだけでなく、男子サッカー部の段原一詞監督も、さらには中川靜也校長兼理事長も口をつぐんでいる。この状況にも違和感を覚えずにはいられない。部員たちを矢面に立たせた、と指摘されても反論できない状況に、リツイート数が7500件を大きく超えたツイートにはこんなコメントが寄せられている。


「被害者が謝罪を強要され、加害者が一歩も表に出てこないの怖すぎだろ」


「まともな判断が出来る大人はこの組織に居ないのかな?」


「新しいタイプの教育虐待だなぁ」


「学校が正式に発表するなら分かるがこれ、誰の指示?これはいかんと思うぞ」


「大人の不祥事の火消しのために子供を盾にするとかろくでもねえなこの学校」


秀岳館高は1923年に八代町立代陽実業補習学校として開校し、2001年から現在の校名になった。春夏合わせて甲子園に6度出場した男子硬式野球部は、2016年春、同夏、2017年春と続けてベスト4へ進出した実績を持っている。


2014年度の全国高校選手権大会で初出場を果たした男子サッカー部も、県内有数の強豪校として知られる。全国選手権で準優勝した大津に大敗したものの、昨年度の熊本県大会でも決勝へ進出。昨年度の部員数は約200人を数えていた。


5月下旬からはインターハイ予選が開幕するなかで、うがった見方もできる。今回の一件で学校側の責任を問われ、サッカー部の活動停止や出場辞退となる状況を好ましく思わない部員や保護者がいる場合にはどうなるか。ツイートに寄せられたコメントには、日本社会独特の同調圧力が11人に働いたのでは、と勘繰るものもあった。


「間違った状況に勇気を出して抗議したことが『調和を乱した』ことになり、『お騒がせして申し訳ありません』と謝罪させられることになる」


現段階で言えるのは、SNSの公式アカウントへ動画を投稿した11人がさまざまなプレッシャーにさらされているということだ。たとえ本人たちの意思で行ったこどだとしても、子どもだけの問題に矮小化させてはならない。教育に携わる者として学校側がしっかりと事態を解明した上で見解を示すべきだし、何よりも11人の心をケアしなければいけない。


報道によればサッカー部は23日に保護者会の緊急役員会を開き、段原監督が事情を説明。週明けの25日には学校側が学年ごとに集会を行うという。しかし、明らかに一線を越えた行為を働いている明確な証拠がある状況で、被害を受けた側が謝罪する不可解な展開は、さらなる批判が殺到するなど、火に油を注ぐ事態をすでに招いている。

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「名人芸だった」…大谷翔平「あと少しで完全試合」に全米も震撼o

 エンゼルスの大谷翔平が日本時間21日、敵地のアストロズ戦で「1番・投手」のリアル二刀流で先発出場し、6回一死まで一人の走者も出さないパーフェクト投球を見せて、全米を震撼させた。アストロズ先発のジェーク・オドリッチが、1回に押し出しを含む4つの四球を与える大乱調で、大谷にも2度打席が巡ってきて、四球、レフトフェンス直撃の2点タイムリー二塁打を放ち、1900年以降のメジャーリーグで初めて先発投手が登板前に2打席立つという珍記録をマーク。6点の大量援護を背に大谷の投球は冴えわたり、6回一死まで6連続を含む12奪三振のパーフェクト投球。17人目の打者となる元同僚の8番打者の捕手ジェイソン・カストロにフルカウントからの6球目のスライダーをセンター前へ運ばれて惜しくも大記録は逃したが、6回を81球1安打無失点に抑えて今季初勝利をつかんだ。全米メディアは大谷の投球を「もうあと少しで完全試合」と大絶賛した。



地元紙のオレンジカウンティレジスターは「大谷のユニホームは試合の1球目を投げる前に汚れていた。そして彼の投球は、さらに(相手にとって)不快なものだった」という書き出しで大谷の快投を伝えた。


記事は、ジョー・マドン監督の「今夜の彼はとりつかれているようだった。名人芸だった。最初から彼は違う様子だった。投球の中身が、その雰囲気を作り上げていた」という談話を紹介。


「大谷は、通訳を通して、今回の登板がメジャーで投げた中で『“もしかしたら”ベストの試合だったかもしれない』と話した。彼のキャリア2度目の先発(2018年4月8日のアスレチックス戦)で記録した12奪三振は、7回で完全投球が途切れた試合でもあった」と続けた。


さらに「今回、彼は完全試合を考えたが、望みは薄いと分かっていた。マドン監督は、試合後に大谷の球数リミットは85だったが、彼が完全投球を続けていれば(制限は)なかったと明かした」という完全試合の準備が整っていた裏舞台を明かした。


今季は労使交渉の影響でキャンプ期間が短かったこともあり、大谷ら先発投手には球数制限を設けているが、マドン監督は「(完全投球であれば)そうした数字は関係ない。彼は完全試合を投げていただろう。私は、そうした選手の偉業を妨げることはしない。絶対に」とも語り、記録がかかっていた場合は、続投させていたことを明言した。


今季は4月13日にドジャースの左腕エース、クレイトン・カーショーがツインズ戦で7回を完全試合に抑えたまま80球で降板し賛否の議論が過熱していた。


また同記事は大谷の投球内容についても分析。


「大谷は、彼の持ち球すべてに鋭さがあり、特にスライダーが良かった。彼は投球の43%でスライダーを投げ、今シーズンの最初の2度の先発で投げた28.7%、あるいは昨シーズンに使った21.8%よりも大幅に増えていた」と、バックドアと言われるスライダーを有効的に使っていたことを指摘。


マドン監督は「彼にスカウティングリポートを与える必要はない。彼は相手を知っている。どのような感触か理解している。彼が見たもの、感じたものをベースに打者を攻めている。もしスライダーがとても良ければ、スライダーを投げて気の向くままにストライクを奪うだろう。彼の取り組みの天才的なところだ」と説明したという。


また捕手のマックス・スタッシも「彼は1球目からゾーンに入り込んでいた。彼は絶え間なくストライクゾーンを攻めていた。今夜はずっと支配的だった」と、大谷の投球を絶賛した。 


MLB公式サイトは「大谷が打席で歴史を作った後にもう少しでパーフェクトを達成」との見出しを取り「大谷が水曜日に完全試合を達成しそうになった。5回と少しのイニングで彼には(アストロズ打線は)まったく手の施しようがないように見えた。1900年以降で投球前に2度打席に立った初めての先発投手となった大谷は、登板前に歴史を作り、(その投球は)彼らしいものだった」と伝えた。


記事は、「キャリアで初めて連敗して、この試合に臨んだ大谷は完璧だった。彼の成績は、メジャーで2戦目の先発となる2018年4月8日のアスレチックス戦のキャリアハイの投球に匹敵する6回1安打、1四球、12奪三振だった。彼の日本での最多奪三振は2014年7月9日の16。打者としても彼は4打数2安打で、二塁打1本、2打点、1四球、1得点を記録した」と紹介。


マドン監督の「今夜は最高だった。素晴らしかった。ヒューストンに厳しい時間を与えるに十分で、彼はマウンドと打席でそうしたいと望んでいたと思う」というコメントを紹介した。


同メディアによると、大谷は、ここまで対アストロズ戦に6度先発したが、チームは5敗を喫しており、大谷は、0勝3敗、防御率5.92で、3敗は(リーグの)対戦相手でワーストの相性の悪さだったという。


大谷の完全試合に迫った投球内容についてもマドン監督の談話と共に細かく分析。


「大谷は81球の投球で空振りと打ち損じを20回記録した。マドン監督は『彼の投球は並外れていた。言葉にさえできない。フィールドから見ていて、信じられないほど素晴らしかった。彼の投球では、これまで見た中でベストだった』と語った。大谷の投球で最も効果的だったのはスライダーで、彼は35球を投じた」などと伝えた。


また完全試合を食い止めたカストロにも触れ、「完全投球は6回1アウトでフルカウントからカストロがセンターに安打を放ったことで終わった。二塁手のタイラー・ウェイドが捕球しようと動いたが、打球は彼のグラブの上をはっきりと越えていった」とし、2020年のキャンプから8月末までの短い間だけ大谷と共にエンゼルスでプレーしていたことを紹介した。


その上で、カストロの「今の彼には余裕があって健康そうに見える。彼と(エンゼルスで)会ったときは(トミー・ジョン)手術を終えてきたところだった。彼は、健康であることに自信を持って、みんなが期待するようなタイプの投手として戻ってきた」というコメントを掲載した。


CBSスポーツは、大谷の完全試合に迫った投球内容を伝え、「大谷は、3回から6人連続で三振を奪い、ノーラン・ライアンの持つ球団記録にあと2つと迫り、5回の先頭打者のヨルダン・アルバレスをフルカウントとするまで3ボールも許さなかった」と、ストライクを先行させた制球力に注目した。


「大谷の12奪三振はキャリアハイに並び、これは、近年のシーズンで三振を奪うことが困難なヒューストンの打線を相手にもたらされた」と、昨季の首位打者で横浜DeNAで1年だけプレーしたことのあるユリエスキ・グリエルらを擁するアストロズの強力打線をキリキリ舞いさせたことを評価した。


「大谷は、この試合まで彼の標準的なプレーができていなかった。だが、彼の珠玉のマウンドで防御率は7.56から4.40まで下がり、打席での4打数2安打(1四球)はシーズンのOPSを.691から.743へと持ち上げた」と紹介。その上で、「これはまだ大谷らしい数字ではなく、このことはエンゼルスがこの時点から先に向けて(大谷の)数字が良くなる見込みがあることを意味している。何であれ、彼は水曜日に記憶に残る夜をもたらしてくれた」と称えた。

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双子の出産と男児を発表!C・ロナウドが心痛…「深い悲しみに打ちひしがれています」

 元気に産まれてたらクリスティアーノ家に双子2組って事だよね??その方が逆にすごい!



マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、生まれたばかりの双子のうち男の子が亡くなったことを知らせた。


息子さんのご冥福をお祈りします。自分の宝物を突然失ってしまってロナウドは相当にショックで悲しくて辛いと思います。ロナウドの奥さんも同じ気持ちだと思います。最近産まれたばかりでご夫婦も幸せで楽しい時間を過ごしていただろうに、お二人のことを思うと、とても辛いです。


そんな中でもロナウドはチームを勝たせるために常に一生懸命にプレーして、つい最近ではハットトリックもして、いつもと同じような活躍をしている。精神的にも辛い時期だろうに、本当に尊敬します。


練習や試合で休む時間がとれないと思いますがどうかあまり無理をせず、体調には十分に気をつけてください。


ロナウドと奥さんの息子さんが天国で幸せに元気に過ごしてくれているように願っています。


昨年10月にパートナーであるジョルジーナ・ロドリゲスさんの懐妊を公表していたC・ロナウドは、18日に自身のインスタグラムを更新。男女の双子の出産と、そのうち男の子がすぐに亡くなったことを以下の声明文とともに発表した。


「深い悲しみとともに、僕たちは誕生したばかりの男の子が亡くなったことをお知らせしなければならない。それは親が感じる最大の痛みだ。女の子の誕生だけが、僕たちに希望と幸せとともに、この瞬間を生きる力を与えてくれる」


「医師や看護師たちの専門的なケアとサポートに感謝したい。僕たちはこの喪失感に打ちのめされており、この非常に困難な時期にプライバシーを求めます」



「僕たちの男の子、あなたは天使です。僕たちは永遠にあなたを愛します」


この発表を受け、マンチェスター・ユナイテッドは公式ツイッターで「クリスティアーノ、君の痛みは我々の痛みだ。あなたとご家族に愛と強さを送ります」との声明を発表。


ロナウドには11歳の長男クリスティアノ・ジュニア、4歳の男女の双子マテオとエバ、3歳の娘アラナがおり、さらに昨年10月にジョルジーナさんが双子を妊娠していることを明らかにしていた。


また、C・ロナウドがかつての所属したレアル・マドリーも公式サイトを通じて「ご家族の皆様、親愛なる全ての人々に対して心からお悔やみを申し上げます」と哀悼の意を表している。


そのほか、チームメイトのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードやマンチェスター・シティ、リーズ・ユナイテッド、プレミアリーグなども追悼のメッセージをツイートしている。

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メンタリストDaiGo、ウクライナへ千羽鶴送る「狂気」…相手の気持ちがわからない親切はただの迷惑

 メンタリストでタレントのDaiGoが自身の公式ツイートを更新し、戦火が広がっているウクライナへ折り鶴や千羽鶴を送る日本人の行為を「狂気」「ただの迷惑」と非難した。



当該行為については、実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏がツイッターで「千羽鶴とか『無駄な行為をして、良い事をした気分になるのは恥ずかしい事である。』というのをそろそろ理解して貰いたい」と投稿。DaiGoはこれを受け、「ひろゆきさんの言う通り、ウクライナに折り鶴送るは狂気。実際は誰と助けないのに、いいひとぶりたい人のエゴでしかない。結局、口だけで誰も助けず、いい人振りたいだけの愚者の行動。そんな暇あるなら、バイトでもして、ウクライナに海外送金してあげなよと。」とつづった。


さらに「そもそも、千羽鶴にありがたみを感じること自体が日本独自の文化であって、ウクライナの人からしたら、何これ?な話なわけです。相手の気持ちがわからない親切はただの迷惑」とバッサリ。


続けて「ウクライナに折り鶴送る人の気持ちを踏みにじるな!っていう人いますが…安全な日本から、家族が目の前で殺されてるウクライナに、千羽鶴届蹴られてら感謝する人、ほぼゼロだと思うんですよね。そもそも千羽鶴の意味わからないし、それを理解しようとする余裕もないと思いますが」「ウクライナでは人がたくさん死んでいるのに、そこに安全な他国から気持ちだけ押し付けられたら…僕が同じ立場だったら怒りを感じざるを得ないと思います。日本のズレ方がやばいですね…」と猛批判を続けた。


「千羽鶴よりも現金などの必要な物資を送る方が良い」という意見はまったくそのとおりです。


ただ、今回の発言(ニュース内容)にはひとつ誤りがあります。

千羽鶴はウクライナには送られません。


(発端となったであろう埼玉のニュースでは)あくまでも日本国内のウクライナ大使館に届けられるのであって、生活支援物資を差し置いて現地まで千羽鶴が届けられるわけではありません。


届けるかどうかは大使館側が判断されることでしょう。


その点について留意して頂ければと思います(このコメント欄にも「現地で困る」的な意見がちらほらあります)。


ひろゆき、DAIGOの意見には同意できる。


言い方、伝え方の面では、賛否両論あると思うオブラートに包んで言ったほうがいいに決まってるとわかっていてこの人達はあえて強い言葉を使ってると思う。


なぜなら、そのほうが拡散力や興味を引く力が強いからだ。情報は聞いてもらえない、見てもらえないなら意味がないからだ。


結果ネット記事に現になっている。そして、皆が考えて、他意見に触れる環境が生まれてる。こういった人も世の中には必要だと思う。


千羽鶴の意義に関しては、現ウクライナにおいて他を差し置いて届ける価値はないと思う。


ただこれも情報発信として、必要物資を届けるニュースより、千羽鶴を届けるというニュースのほうが美談として日本においては報道しやすいし、支援全般のムードを盛り上げる一助となる可能性はゼロではないと思う。


ただ、やはり戦時中に送るものではないとは思います。

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ロシア、ミサイルでキーウ再攻撃!米軍の対戦車ミサイル、欠乏の危機にu

 ロシア国防省は16日、ウクライナの首都キーウの戦車工場と南部ミコライウ州の兵器修理工場を精密誘導ミサイルで破壊したと発表した。キーウ市長は16日に郊外がミサイル攻撃を受け、1人が死亡、数人が負傷したと明らかにした。ロシア軍は15日もキーウ近郊をミサイル攻撃しており、再び首都を狙った。黒海艦隊旗艦のミサイル巡洋艦モスクワ沈没の報復とみられる。



米の「戦争研究所」は15日、停戦交渉が「事実上破綻した」と分析。ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、米CNNテレビにロシアが核兵器や化学兵器で攻撃する可能性に「備えなければならない」と語った。


一方、米軍の対戦車ミサイル、欠乏の危機に


米シンクタンク、戦略国際問題研究所は16日までに、ロシア軍が侵攻したウクライナへ対戦車ミサイル「ジャベリン」を大量に回したため、米軍が本来、備えるべき分が欠乏する危機に直面していることを明らかにした。


戦略国際問題研究所で国際安全保障研究を担当する上級顧問が報告書で述べた。米軍向けの補充には今後数年間を要するとも分析した。


戦車などの装甲を貫通し、破壊する携行式の同ミサイルは米軍事企業のロッキード・マーチン、レイセオン両社が製造。発射された後、自ら標的へ向かう性能を持ち、射手が退避し、反撃をかわす時間的余裕が生じる利点も備える。


ウクライナではロシア軍の戦車の破壊に相当な効果を示しているともされる。侵攻が起きる前には、ロシア軍の戦車の戦力はウクライナ軍と比べ、圧倒的に優勢な立場にあるとの見方が強かった。


米軍が将来直面し得る紛争でも非常に有効な武器になるとも考えられている。これら紛争は北朝鮮、イランあるいはロシアとの間に想定され、米国は軍装備品の備蓄も進めている。ただ、手持ち分の量が低水準にあるのなら、軍事計画の立案者たちは戦争遂行計画が実行出来るのかどうかへの疑念を抱くことにもなる。


戦略国際問題研究所の同顧問は、米国が手元に準備しているジャベリンは2万~2万5000基と推定。ウクライナへ送ったのは7000基とみている。備蓄分の約3分の1をウクライナへ提供した計算にもなる。


この提供分を米軍が埋め合わせるには約3~4年かかると指摘。今後もより多くのミサイルをウクライナへ送る事態となれば、補充に必要な期間もそれだけ長くなることを意味する。


米国防総省高官は最近、米国は数千基規模のジャベリンや地対空ミサイル「スティンガー」をウクライナへ付与しているものの、米軍の即応態勢に影響は出ていないとの見解を示していた。


これはウクライナやアメリカに留まらない重大な問題です。2014年の東部ウクライナでの紛争における教訓に、局地的な紛争でも人員・資材の消耗が激しく、補充が追いつかないことが指摘されていました。それがウクライナ・ロシア間の戦争でも、世界最大の軍事力を持つアメリカの在庫が尽きるペースでミサイル消費がされるなど大規模に再現された事で、今後の軍事力整備に大きな影響を与えると思われます。自国の弾薬保有量は今回のペースで消費されたら足りるのか、自国の生産能力はそれをカバーできるのか、といった様々な議論が、世界や日本でも活発になるかもしれません。そしてなにより、ウクライナに送る装備がなくなってしまうのではないか、といった近々の問題もあります。

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ついに出た!大谷翔平に新たな儀式…白いカウボーイハットかぶせられたワケo

 エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場し、1回の第1打席で今季1号ソロを放った。前日までに開幕から30打席ノーアーチと、自身のメジャーワーストを記録していたが、開幕から8試合目に飛び出した待望の一発。昨季、メジャー日本人最多の46本塁打を放った大谷が、ついに目覚めた。



待望の今季1号を放った大谷が、チームの新たな儀式で祝福された。ベンチへ戻ると、白いカウボーイ・ハットをかぶせられ、同僚と笑顔でハイタッチを交わした。前日14日のレンジャーズ戦で特大弾を放ったトラウトもカウボーイ風に祝福された。きっかけは12日のマーリンズ戦。本塁打を放ったレンドンが、同様の帽子をかぶったことから始まった。チームの盛り上げ役としてベンチ入りする「クオリティー・コントロール・コーチ」のティム・バス氏が、ベンチに白のカウボーイハットを持ち込んだことから、選手が使い始めたようだ。


この日は、黒人選手で初のメジャーデビューを果たした功績をたたえる「ジャッキー・ロビンソンデー」で、大谷も背番号17ではなく42番を着用。記念すべき日に待望の1発を放った。


大谷は開幕から7戦で29打数5安打で打率.172。二塁打こそ2本あったが、期待されるホームランは1本も出ていなかった。周囲からの心配の声も徐々に大きくなってきた中、本人も本調子でないことは自覚しており、10三振の中には手が出ずに見逃し三振に倒れるものも多かった。それでも前日までに4試合連続安打はマークしており、不振の中でも最低限の結果は出し続けていた。


この日は本来リリーフのブッシュが先発だったが、積極的に初球からフルスイングすると、95.9マイル(154.3キロ)の真ん中高めのボール球をハードヒット。打球速度108.0マイル(173.8キロ)、打球角度41度と高々と打ち上げた打球が、飛距離406フィート(123.7メートル)で右中間スタンドに届いた。


昨日は投手として登板、3回2/3を投げると満塁弾を初めて浴びるなど6失点で2敗目を喫していた。今季も投打二刀流での活躍を求められる中、どちらも思うような結果が出せていなかったが、この一発で鬱憤を晴らせば、昨季は4月だけで8本塁打をマークしているだけに、一気にペースを上げてきそうだ。


なお大谷は第3打席に今季2号となる2ランを放ち、1試合2本塁打。完全復調をさらに印象付けた。

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