5月15日から行方が分からなくなっていたプロ野球・中日前2軍投手コーチの門倉健氏(47才)が6日夜に自宅に戻ったと7日、妻が夫のブログで報告した。無事の帰宅を喜びながらも、この日、医師の診察を受けた門倉氏はうつ病と診断され、当面の間、治療と静養が必要な状況。「本来であれば、門倉本人が自ら、関係者の皆様に事情をご説明しお詫びを申し上げるべきところですが、私たち家族すら失踪の理由やこれまでの経緯を聞くことが出来ない状態です」と明かし、現在は本人からの説明は困難。回復を待ち、本人から説明の機会を設けたい意向を示した。
門倉氏は5月15日以降、無断で練習を休み、連絡が取れないことから、翌16日に家族が愛知県警に捜索願を出していた。その後、退団届が郵送で届き、家族にも本人の直筆と確認した。退団届は15日付で、消印は20日だった。
「報道関係者の皆様、ファンの皆様へ」と題した報告は以下の通り。
夫、門倉健が昨夜、無事、自宅に戻りましたことを謹んでご報告申し上げます。皆様にはこれまでご心配をおかけし、大変申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます。
私たち家族は無事に帰って来てくれたことにとても喜んでおりますが、医師の治療を要する状況と思われたため、本日、医師の診察を受け、鬱病と診断がありました。
当面の間、治療と静養が必要な状況です。
本来であれば、門倉本人が自ら、関係者の皆様に事情をご説明しお詫びを申し上げるべきところですが、私たち家族すら失踪の理由やこれまでの経緯を聞くことが出来ない状態です。
今後は暫くの間、医師の指導に従い、治療に専念したいと思います。
この度、各方面の皆様に、ご迷惑やご心配をおかけした事を本人が強く気にしておりますが、まずは本人の回復を待って、改めて、その機会を設けさせて頂ければと思います。
皆様のご理解とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
まずは生きて戻られたことに安堵しました。
一般的な話ですが、重度のうつ病になるほどの極度のストレス状況が続くと、自分の意志とは無関係に目的も持たずに職場や家から突然いなくなる症状が起きることがあります。これを専門的に『遁走(とんそう)』といいます。
この遁走の時の記憶が全くない患者さんもいます。ふとした見知らぬ街中で『あれ?なぜ自分はここにいるんだ…?』と我に返るのです。また、うつ病の症状で他者との接触を極端に避け、衝動的に死にたい気持ちに駆られ”自分のことを誰も知らない場所”に行こうとして失踪する人もいます。
幸い、そこから自宅等に戻り、安否が確認できた時は”大丈夫そう”にみえても周りは『なぜ、いなくなったのか?』をしつこく尋問のように問いただしたり、無断欠勤したことを叱責するのは絶対にダメです。
本人としては、極度のストレスを抱えた状態であり、何より治療が最優先です。
私も刑事時代、著名人が行方不明となった情報が入り、背筋がピンとなった記憶があります。
警察は行方不明届を受理する際、行方不明者の身体生命に危険が及ぶ可能性が高いと判断した場合は【特異行方不明者】として認定し、その身体生命を守るために必要な捜査を行うことができ、門倉さんの失踪後事件性を疑いながら、初動捜査を行っていましたが、早い段階から警察は事件性の可能性は低いと判断していたと思われます。
今回は情報が錯乱していましたが、まずは無事に門倉さんが無事に帰ってきたということで、警察は簡単な事情聴取を行い、事件被害に遭っていないことを確認した後、行方不明登録を解除して警察の捜索活動は終えることになると思います。
無事に帰ってきたことを良しとして、今後は門倉さんの体調も考えて、周りは暖かく見守る環境整備が必要です。






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