女子ゴルフの前週大会アース・モンダミンカップ第1R(23日)で、大西葵とのトラブルで交代となった大江順一キャディーが周囲に「大声を出して騒いだ事実はない」などと一部報道内容を“否定”していることが27日、分かった。
大西と大江氏は第1R前半の17番で、2打目のミスショット後の救済措置を巡って意見が対立し、口論になったとされる。その際、バッグを運ばない“職務放棄”とみられる行為があったという。18番ティーで、大西が競技委員に帯同キャディーの交代を申し出た。その後はメーカー担当者らが代役キャディーを務め、6オーバーの36位だった。
大江氏の行為はトーナメント規定・キャディー規則の「エチケット、マナー、風紀を乱す等」に抵触しているおそれがあり、現在、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が関係者に事情聴取を行っているようだ。また、大江氏が選手に「帰れ」と言われてコースを離れたのではないかという見方も浮上し、情報が錯綜(さくそう)している。
なにか初期の報道とは全く違う事実と思われる内容が出てきましたね。
17Hでバッグを置いてきたのはその場から打ち直す可能性があったための意志表示であったとのこと。
状況からして全く矛盾がなく、むしろ当然の行動と思われる。
そのバッグを勝手に移動した同伴者のキャディーが相手のプレーの選択肢を奪うことになり、大江キャディーがたしなめるのは当然。
バッグを置いていた意図をわかってない大西選手が感情的に大江キャディーが職務放棄したと勘違いしたのが発端のようです。
その後、大西選手は冷静に状況説明する大江キャディーの話も聞き入れずに解任したと。
初期報道だけで判断してコメントしなくてよかった。
大西のキャディー交代問題でキャディー協会が見解
大江氏は同協会の認定会員プロキャディーではないため、「直接処分等の対応が出来ません事をご理解の程お願い申し上げます」とし、「しかしながら、この様な問題はキャディ全体の事と受け止めて、今後当協会認定会員プロキャディ以外のキャディにも指導して行く所存です」(原文まま)と記した。
同協会の公式ホームページによると、同協会は2019年10月にプロキャディー業界を支援・リードする目的で設立。プロキャディーの認定資格をはじめとするさまざまな活動を行っており、アース・モンダミン・カップでは、30人を超える同協会メンバーがキャディーを務めたという。
選手は成績しかなく実績があるキャディに依頼し依存してしまう事がキャディに奢りや傲慢さを生むのでしょうし過去にもトラブルがあったり性格やリスクも分かっているはず。
米国PGAツアーのキャディは選手の生涯獲得賞金より多い人も多くいるし重要性もわかるがあくまで選手が主体でメンタルケアも出来なければ今の時代プロとしてダメではないかと思います。
選手のトラウマにならないように願います。
大西葵は“助っ人”鵜野晃行氏に感謝「いなかったらどうなっていたか」
「4日間できて良かったという安心感がある」とホッとした表情を見せた。第1ラウンド途中から、クラブ担当の鵜野晃行氏がキャディーを務めた。よく知る間柄だけに「一緒にラインを読んでくれたりと心強かった」と振り返った。「ラインが逆を言ってくるので、それがおもしろくて笑ってできました。すごく楽しくできました」。
鵜野氏はツアーキャディー経験はあるが、約15年ぶりにキャディーを務めた。大西は“助っ人”に対して「ありがとうございました。いなかったらどうなっていたか」と感謝した。キャディーが交代したことで、その後のプレーへの影響は「ないです」ときっぱり言った。
大西によると、帯同キャディーについて、来週はもともと別のキャディーが決まっている。再来週以降は未定とした。
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